5連騰

N225:22.799円 (+49円 )  資産変動額: +46.190円 (+0.11%) 
株現物買い:信用買い:現金(CP):売り:ゴールド = 28.2%:0.0%:55.8%:3.1%:12.9%

 

 決算リスクを避けて半導体への投資を躊躇していたのですが、 株価は上がり続け持たざるリスク感じています。(HOLD中半導体は買S3のみ、1か月で+30%上がっている)

 

 半導体と言っても色々な種類があります。 最も出荷金額が大きいのがDRAMです。データセンターやパソコン、携帯機器のメインメモリとして用いられ高速で大量に読み書きできます。 次に大きいのが電源を切っても記憶し続けるフラッシュメモリでです。いずれも韓国サムソンがトップシェアです。

 半導体低迷の主因は上記2つのメモリによるものです。 ここ2年ぐらいその価格は下げる一方でしたが、この夏からそれ以上下げなくなっています。 今が最悪期かもしれません。

 また、すでに回復しているのがGPU等のロジック半導体です。 データセンターやAIなどで用いる複雑な計算を高速で行う半導体です。 これは主に、設計がアメリカで生産は台湾です。

 

 これとは別に色々な種類のアナログ半導体があります。 スマホのカメラに使うイメージセンサ、 EVのモータに使うパワー半導体、 5Gで活躍する高周波半導体などです。 高性能半導体は非シリコンのウエハを使うこともあります。

 この半導体ではソニーなど日本勢も高いシェアを持っています。 メモリやロジックのように膨大な資金を必要としないためか、 半導体不況でも安定した成長を続けています。 他の半導体が回復すれば成長率はさらに高くなるでしょう。

 

 半導体を製造する工程としてまず前工程、次に後工程があります。 前工程ではウエハに物理的・化学的処理を複数回繰り返して回路を形成します。 後工程では回路をテストしウエハを切断してパッケージなどに実装します。

 前工程を代表するのが東京エレクトロン、SCREEN等、後工程はアドバンテスト、ディスコ等です。 設備投資はまずは前工程から行われ、工場の稼働率が上がり次第で後工程の設備投資がなされます。 製造装置では日本の他、ヨーロッパ、アメリカも大きなシェアを持っています。 近年はは韓国、中国も追い上げています。

 最後に、日本が最も強い分野が半導体を製造するための素材、部材です。 フォトレジストに用いる感光材、 エッチングをするフッ素化合物、 絶縁材のポリイミド、 封止材、ポリシング材、 シリコンウエハや化合物ウエハ、 リードフレーム、プローブカードなど、 独占的なシェアを持っているものも含まれます。

 

 半導体を事業のメインとする上場企業はおそらく100社程度あるでしょう。 それらが、どのタイプの半導体を得意としているのか、 前工程なのか後工程なのか、 どの素材部材を扱っているのか、 すでに確立された半導体技術なのか、先端的で高度な半導体技術なのか、 投資するには色々な要素を見極める必要があります。

 

 例)ダイトーケミ(4366)と東洋合成(4970)、どちらも前工程で用いる感光材がメイン事業です。 ダイトーケミ(4366)はすでに確立された技術分野の感光材を安く大量に作るのが得意です。 東洋合成(4970)は開発志向が強く先端的な感光材を高く売ろうとします。

 半導体ブームが始まった2015年ごろ、ダイトーケミ(4366)は200円以下だった株価が2017年にかけて一気に1.000円超えまで 上がりました。(ここには6回投資して6回勝っています)これに対して東洋合成(4970)は500円台に低迷していました。

 しかし2017年あたりから韓国などで最先端のメモリへ大きな設備投資がされました。 すると微細なプロセスに強い東洋合成(4970)が動き出し、2018年には2.000円超、 現在では3.000円超にもなりました。(昨年末の絶好の押し目にキチンと拾えなかったことを悔やみます)

 これからEUV(紫外線を使った感光)がさらに広がれば同社の上値はまだあるかと思います。

 

 依然としてマザーズの上下と投資資産のそれは一致しています。

    N225      JASDAQ平均  マザーズ指数  投資資産

・10/10 21.551(△  95) 3.389(▼10) 853(▼13) ▼17.1万円
・10/11 21.798(△246) 3.392(△  3) 840(▼13) ▼18.8万円
・10/15 22.207(△408) 3.414(△22) 845(△  5) △32.5万円
・10/16 22.472(△265) 3.410(▼  4) 837(▼  3) ▼24.5万円
・10/17 22.451(▼  21) 3.416(△  5) 837(△  0) △21.7万円
・10/18 22.492(△  40) 3.429(△13) 840(△  3) △  5.9万円
・10/21 22.548(△  56) 3.438(△  8) 845(△  4) △30.3万円
・10/23 22.625(△  76) 3.455(△17) 853(△  8) △13.8万円
・10/24 22.750(△125) 3.470(△15) 861(△  7) △17.6万円
・10/25 22.799(△  49) 3.478(△  7) 865(△  4) △  4.6万円

 

 25日現在の騰落レシオは、
東証1部:120%、東証2部:111%、JQS:111%、JQG:105%、マザーズ:95%です。 新高値139銘柄、新安値15銘柄です。東証1部は依然過熱圏です。

 HOLDは、
・買Sは下落、
・買Hは上昇、
・買Yは±0円、年初来高値更新、
・買Tは上昇、
・買S3は上昇、年初来高値更新、
・買S4は下落、
・買Dは下落、
・買Nは下落、
・買N2は下落、でした。

 

 FRONTIO(2158)はロスカット、代わってN2を買いました。 もう少し買い増します。 またNWIN(1357)を買いました。 その他はそのままです。 ゴールドは大幅高、+72円でした。

 投資資産は、4日連続今年13回目のこれまでの最高値を更新しました。

 

 

www9.plala.or.jp

  <これからのイベント>

・10/27 アルゼンチン大統領選
・10/29 権利付き最終日
・10/30 FOMC29日から
・10/31 日銀会合30日から
・10/31 Brexit期限

・11/01 雇用統計
・11/04 文化の日(休日)
・11/20 個人投資家vs.金融庁広島地裁判決日
・11/27 権利付き最終日

・12/06 雇用統計
・12/11 FOMC10日から
・12/13 メインSQ
・12/15 延期されていた対中関税第4弾分発動(15%)
・12/19 日銀会合18日から
・12/26 権利付き最終日
・12/30 大納会

・01/03 大発会
・01/03 雇用統計
・01/13 成人の日(休日)
・01/29 権利付き最終日

 

 

”WATCHING”33銘柄の値動き

SUMCO1,820 46
三菱UFJフィナンシャル564.9 1

東洋合成工業3,105 15
和井田製作所1,379 -15
エヌ・ピー・シー331 -4
サムコ1,139 79
メイコー1,766 25
精工技研3,595 -230
リーダー電子883 -7
三社電機製作所776 ---
フェローテック1,090 107

ドーン1,511 -28
YE DIGITAL475 ---
コア1,371 2
ネオス748 -8
ブレインパッド5,810 -10
エンカレッジ・テクノロジ738 ---
セレス1,256 11
ULSグループ2,964 35
システムインテグレータ793 -10
テラスカイ2,020 52
エイトレッド1,512 -228
アイ・ピー・エス894 -20
オリコン1,318 -64
シグマクシス1,484 -15
エンバイオ933 -52
平山1,238 28
レーサム1,141 -16
JBCC1,569 2

明治機械322 -4
パルステック工業2,550 46
日本タングステン2,029 2
CYBERDYNE677 6