悪材料出尽くし?

N225:18.576円 (+ 756円 )  資産変動額: + 100.000円 (+ 0.24%) 
株現物買い:信用買い:現金(CP):売り:ゴールド = 0.0%:0.0%:86.0%:0.0%:14.0%

 

 今日は下げる以外の展開は想定していませんでした。 しかも大幅に下がると踏んでいました。 警戒宣言が確実視されて「材料出尽くし」とは。。。

 だって個別決算の悪材料が本格化するこれからです。 株価は材料に追随してリアルタイムで動くものに次第に変わりつつあります。 本来「未来を見る」能力など株価にはほとんどありません。 それは情報の伝達速度がいまよりずっと遅かった「IT以前」時代の遺物的な考え方です。

 「IT以前」ではリアルタイムどころか、 近い過去の状況も投資家は正確に知ることができませんでした。 正確な株価形成には慢性的情報不足状態でした。 これが投資家に「未来を見る」と錯覚させたのだと思います。

 

 上記を説明するシンプルな例をあげます。 (わかりやすくするための詳細を過度に省いていて正確ではありません)

 3月決算が今月後半から本格化します。 しかし、その数字はさほど悪くはないと思います。 なぜなら、企業活動は2月までは多くの業種で堅調だったからです。 武漢コロナによる悪影響は概ね3月からです。

 ところが7月以後発表される1Q決算は目を覆う悲惨な数字になるでしょう。 裏を返せば投資家は、武漢コロナによる業績悪化の確定的な数字を7月まで知ることができないのです。 昔は決算が年に2回しかなかったので、その場合は10月まで確定的な数字を知ることが出来なかったのです。

 

 株価は2月から下げ始め3月になって加速しています。 昔の投資家は10月になってからこう考えたのでしょう。 「株価は決算の数字に半年以上先行している」と。

 業種によってでしょうが、 現在ならばその気になれば毎日決算を出すことができるでしょう。 もしかしたら1時間ごとに決算を出せるかもしれません。 そうなったら「株価は決算の数字にリアルタイムで追従する」と思うでしょう。 ITの驚くべき発達が株価形成の性質にも大きな影響を与えています。

 

 6日現在の騰落レシオは、
東証1部:77%、JAQ:78%
東証1部+JAQ新高値7銘柄、新安値260銘柄です。

 

 今日は売り買いなし、HOLDは、ありません。

 休みの間にいくつかの銘柄を用意しておいたのですが、 買ってもいい株にまったく届きませんでした。 上がっていくのをただ見ているだけでした。 ゴールドは+100円でした。

 

<これからのイベント>

・04/08 2月機械受注
・04/10 アメリカ休日
・04/27 権利付き最終日
・04/29 昭和の日(休日)

・05/01 雇用統計
・05/04~06 3連休
・05/27 権利付き最終日

・06/05 雇用統計
・06/26 権利付き最終日

 

 

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”WATCHING”33銘柄の値動き

SUMCO1,371 86
三菱UFJフィナンシャル403.4 17

東洋合成工業4,025 275
和井田製作所950 84
野村マイクロ・サイエンス1,000 41
エヌ・ピー・シー272 16
サムコ1,484 81
メイコー1,100 -52
精工技研1,950 161
リーダー電子698 13
フェローテック535 29

ドーン2,025 196
YE DIGITAL345 10
コア1,140 54
ネオス526 37
ブレインパッド4,020 100
クロス・マーケティング243 11
エンカレッジ・テクノロジ613 38
セレス676 32
ULS2,502 102
システムインテグレータ589 26
テラスカイ2,818 130
エイトレッド1,199 68
アイ・ピー・エス553 ---
システムサポート2,346 174
オリコン652 45
シグマクシス1,199 74
エンバイオ524 36
旅工房772 24
JBCC1,655 90

パルステック工業1,590 61
日本タングステン1,537 47
CYBERDYNE384 15