ビッグ・ディールはまだ無理

N225:21.551円 (+95円 )  資産変動額: -171.296円 (-0.43%) 
株現物買い:信用買い:現金(CP):売り:ゴールド = 27.3%:0.0%:56.2%:3.5%:10.0%

 

 今夜米中協議が始まりますが、トランプ大統領がいうビッグ・ディールになると思っている人はいるのでしょうか? 成果なしで決裂するのはほぼ目に見えています。 最良でも「継続協議、15日に発動されるの関税延期」程度だと思います。 まだまだ時間がかかります。

 

 かつて、アメリカが勃興する日本に対して行ったことと、その結果について思い出してください。 始まりは1985年の「プラザ合意」です。 アメリカは貿易赤字を減らすためドル買い円売り介入を半強制、 240円/ドルだった為替を120円/ドルまで切り下げます。 実に2倍です。

 それでも赤字が減らないので、1989年「日米構造協議」(SII)を提案します。 協議がまとまったのが翌1990年ですが、それだけでは終わりませんでした。 1991年には「日米半導体取決め」が合意、 1992年には「日米工作機械交渉」がありました。 さらに1993年には「日米包括経済協議」が合意されます。

 その後も、細川連立内閣総理がクリントン大統領に「大人の関係」を迫って突っぱねられ、 その報復として76円/ドルまでの円高を強いられたりしました。 そして、最終的に落ち着いたのは1997年「日米規制緩和対話」の頃です。

 この頃になると、日本は停滞が長引きもはやアメリカに経済で対抗できなくなっていました。 それでアメリカは日本を「許した」のでしょう。 1985年から数えて実に12年、アメリカは日本経済潰しを行ったのです。

 これらを勘案すると、もしかしてもう10年も米中対立(対話)が続くのかも知れません。

 

 10日現在の騰落レシオは、
東証1部:125%、東証2部:113%、JQS:110%、JQG:101%、マザーズ:92%です。 新高値62銘柄、新安値32銘柄です。東証1部は依然過熱圏です。

 今日は売り買いなし、HOLDは、
・買Sは上昇、
・買S2は下落、
・買Hは下落、
・買Yは下落、
・買Tは下落、
・買S3は上昇、
・買T2は下落、
・買Iは上昇、
・買S4は下落、
・買Pは下落、
・N225WIN(1357)は下落、でした。

 

 今日のHOLD各銘柄は、 N225とまったく反対方向に動きました。ゴールドは+16円でした。

 

<これからのイベント>

・10/10 ノーベル文学賞
・10/11 米中高官協議10日から
・10/11 買T 2Q決算日
・10/14 体育の日(休日)
・10/15 対中関税第1弾~3弾の2500億ドルに対する25%の関税を30%に(10/1から延期)
・10/22 即位礼正殿の儀(休日)
・10/27 アルゼンチン大統領選
・10/29 権利付き最終日
・10/30 FOMC29日から
・10/31 Brexit期限

・11/01 雇用統計
・11/04 文化の日(休日)
・11/20 個人投資家vs.金融庁広島地裁判決日
・11/27 権利付き最終日

・12/06 雇用統計
・12/13 メインSQ
・12/15 延期されていた対中関税第4弾分発動(15%)
・12/26 権利付き最終日
・12/30 大納会

・01/03 大発会
・01/03 雇用統計
・01/13 成人の日(休日)
・01/29 権利付き最終日

 

 

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”WATCHING”33銘柄の値動き

SUMCO1,485 43
三菱UFJフィナンシャル・グループ529.7 -2

東洋合成工業2,657 -88
和井田製作所1,234 4
ズーム1,627 32
メイコー1,467 -4
精工技研3,005 13
リーダー電子824 -19
三社電機製作所695 1
フェローテック892 7

YE DIGITAL427 -11
コア1,343 -25
ネオス808 4
ブレインパッド6,180 ---
エンカレッジ・テクノロジ745 -9
セレス1,256 -19
ULSグループ2,959 -37
システムインテグレータ756 -17
NTTデータイントラマート3,570 25
テラスカイ1,883 -55
エイトレッド1,696 -24
アイ・ピー・エス888 6
オリコン1,410 -67
シグマクシス1,435 -38
エンバイオ988 -57
サムコ934 4
平山1,146 -17
レーサム1,137 6
JBCC1,542 -17

明治機械333 2
パルステック工業2,200 ---
日本タングステン2,024 7
CYBERDYNE721 -4